This&That
Mural Art in Practice
Mural Art in Practice — Spring 2026
「Mural Art in Practice」は、Temple University Japanにて今学期開講された、TokyoDex代表 ダニエル・ハリス・ローゼンによる実践型の授業です。教室での学びを、実際の壁画制作へとつなげることを目的としています。
本プロジェクトは、日本橋にあるBnA_WALLを舞台に、アートと日常空間を結びつけるBnAをクライアントとした実案件として進行しました。学生たちは、公共性のある空間において、現場の条件や観客の視点、クライアントからのフィードバックに応えながら、オリジナルの壁画を企画・制作しています。
今学期のテーマは「日本橋」。学生たちは実際にこのエリアに足を運び、街の雰囲気や特性を観察し、それぞれの視点から解釈を深めていきました。各作品には、リサーチと現地での体験をもとにした個々の視点が反映されています。
授業を通して、コンセプト立案からスケール設計、モックアップ制作、修正、そして現地での最終制作まで、一連のプロセスを経験しました。この過程では、表現力だけでなく、コミュニケーション力や柔軟性、実際の制約の中で制作を進める力が求められます。
ここに展示されている作品は、学生たちにとって初めて実空間で大規模に制作されたものです。現地で制作・完成されたこれらの壁画は、アイデアが紙の上を離れ、都市の中に展開されていく過程を示すものとなっています。




Behind the Scenes
学生たちは、アイデアの立案から実際の壁画制作に至るまでのすべての工程に、自らの手で取り組みました。
制作の過程では、教授だけでなくメンターからの指導やフィードバックを受けながら、試行錯誤を重ねています。
完成に至るまでのプロセスと、その背景にある思考や現場の様子をぜひご覧ください。
Mural ArtisTs



BELLE CHAU
Belle Chauは、Temple Universityにてアートと日本語を専攻している。
小学生の頃から、セラミック、レジンアート、ファブリックアートなど、さまざまな分野の制作に取り組む。中学・高校では主にデジタルアート(Procreate)を中心に活動。
現在は大学で、ドライ/ウェットメディウムをはじめ、クラフトや伝統的な表現など、幅広い領域で制作・探求を続けている。

Emily McGarr
東京を拠点に活動するTemple Universityのシニアアート学生。風景や動物をモチーフとした絵画を中心に制作している。大胆な色使いとミクストメディアの手法を用い、写実性にグラフィック要素やパターンを組み合わせた表現を特徴とする。
2011年より写真を学び、2017年まで地元の非営利団体にてボランティア活動に従事。また、12歳からトロンボーンおよびユーフォニアムの演奏を続け、プロとしても活動している。
自然を好み、その要素を作品のコンセプトに取り入れている。都市での生活を経て、時折自然の存在を意識することの重要性を感じている。


















